大学だとアルバイトやサークルで遊べると思ったのにレポートや課題が沢山でて「聞いていた話と違う」と思っていた人はいるのではないでしょうか?
レポートや課題やテキストや教科書を読むだけではダメですし、自分の考えを書くにもその課題の内容にあった知識が必要なんです。
でも大学の図書館に籠もる時間がなかったり、2020年度前学期は新型コロナウイルスの影響で大学に来てはいけないという大学もあります。
そこで自宅でもレポートを書くための情報収集ややってはいけないことを簡単にまとめますね。
目次
インターネットで検索した情報は使ってもいい?
今はインターネットでどんな情報でも集めることはできます。そしてインターネットの情報だけでも問題を解決することができます。例えば髪をカットするときにサロン(美容院)の口コミなども見たりしませんか?
インターネットの情報はフェイク、つまり嘘の情報は不確実な情報も混じっています。そのような情報をレポートや課題を書く際に参照するには原点になってしまいます。
インターネットで収集した情報を使うには、次の事に注意する必要があります。
- どこの情報かが明確である
- 一通りの情報が収集できている
特に1つ目の「どこの情報」かが重要です。例えば官公庁のホームページにある情報、国の機関が公開している情報、大学が公開している情報、新聞記事などは身元がしっかりしていますので、使っても問題ありません。
逆に使うべきではないのは、誰が作っているかわからないサイトやブログです。例えばこのサイトは大学生や卒業生で運営していますが、レポートの書き方という課題が出たときは参考にしてはいいけど、ここにある文章をコピペや引用しては絶対にいけませんよ。
またウィキペディアはどういう情報があるかを調べるときはいいけど、その情報をそのまま使っては大学のレポートでは減点となることが多いです。ウィキペディアは情報収集のスタートぐらいにしておくのがいいですね。
インターネットの情報は身元がはっきりしている情報だけを使おう
インターネットで大学のデータベースを使おう
大学によっては、大学が色んなデータベースを使えるようにしています。例えば過去の新聞記事や雑誌記事を検索できる、論文などが読める、電子ブックが読めるといったものですね。これらは学生が施設使用料として払っていますので無料で使えますから使わないと損です。
自宅でも、自分の大学のアカウントを使って、自宅から新聞データーベースや電子ブックにアクセスできるようにしている大学が2020年度は増えています。
ます自分の大学のホームページから、図書館のページへ行って確認してくださいね。
インターネットで有用な情報収集サイトを紹介するよ
インターネットだけでも情報を収集するのに有用なデータベースがいくつもあります。
Webcat Plusの連想検索は本を探すときに便利
国立情報学研究所のデータベースである「Webcat Plus」は参考文献や関連の本を探すときに便利な無料で使えるデータベースです。特にすごいのは連想検索をしてくれます。
Googleやヤフーで検索するときは単語をいくつか入力して検索しますが、「Webcat Plus」は文章からでも検索をしてくれるのです。これで例えば課題のテーマなどを連想検索すると関連の本などを示してくれますよ。
論文や過去記事を探すにはCiNii Articlesを使おう
自宅で専門的な情報を調べるなら、論文などを検索できるCiNii Articlesを使いましょう。このサイトでは過去に発表された論文などを調べることができます。
もちろん無料で使えますし、ダウンロードできる文献のみを検索するといった検索もできます。
検索した論文はとりあえず要約と結果だけ読んでおけばレポートには充分使えますよ。
法令や統計情報は政府のサイトを使おう
レポートや課題を書くときには、証拠・エビデンスが必要です。そこで法令や統計データは使い勝手がいいです。
そこで政府が公開している法令のデータベースとしてe-Gov(イーガブ)を使いましょう。ここでは最新の法令が掲載されています。
また政府の各省庁が集めたデータも自由に使うことができます。ここのデータをグラフなどに加工して、自分の考えを書けばレポートの文字数を稼げますね。
終わりに〜出典はしっかりと〜
レポートを書くときに色んな本や文書、データを使ったときは出典としてどこからか持ってきたかをきちんと書いておくことが必要です。
でもこの書き方は大学や学ぶ分野によっても違います。おそらく新入生のときに配布された教務の手引やレポートの書き方に出典の書き方が書いてあるので、それはきちんと見直してくださいね。