大学職員雑学

大学職員の人事考課とノルマ

大学職員は、未だに年功序列とか言われていたり、そのように発信している大学職員もいます。

ただその人達は、自組織のことを述べているだけで、決して全ての大学が年功序列な訳ではありません。

大学職員は本当に年功序列なのか?

私たちが所属するいくつかの大学や他で聞いた話では、給料は決して年功序列ではなく、人事考課によって査定されて昇給や賞与が変わるケースもあります。ただ成果主義の企業ほど極端に給料の増減はないですが年々差がついていく制度としている大学もあるようです。

まず整理しておきたいのは、年功序列の意味をどのように使っているかを踏まえておく必要があると思います。

  1. 給料が年功序列であがる
  2. 年功序列で役職が決まる
  3. 上記①と②のどちらもである

つまり「年功序列だよ」といっても、給料なのか役職なのかはそれだけの発言では分かりません。例えば①のような給料が、職能に応じた給料ではなく、年齢給(料)だけの大学もあります。

でも、年功序列=人事考課がないという事ではありません。人事考課は昇進や昇格には反映されるけど、給料には関係ないという大学もかなりあるからです。

年功序列だからといって、仕事が評価されないという事ではないというのは、ポイントであると思います。

また大学には多くの契約職員や任期付職員が採用されていることがあります。この人達は、専任職員(所謂、正職員)を目指す場合は、評価をされた上で専任職員になれるかが決まります。

大学職員にも人事考課を採用している大学はある。大学の就職試験を受ける時はきちんと調べよう。

大学職員にノルマはあるのか

人事考課を行う際に、ノルマを気にする人は多いと思います。

どちらかというと企業みたいに達成しなければいけない数字を個人で持つという事はあまりありません。例えば、入学者数の確保や就職率といった数字で出てくるものは、その部署全体で責任を負うものですので、あまり個人でどうという事はありません。

むしろ、今年の自分の目標を設定し、その達成度を見られたり、日常的な態度や知識・スキルを点数で評価されることのほうが多いです。

ノルマというキーワードを持つ意味ほど、強い目標ではありませんが、成果を出せばOKではなく、日常の勤務態度や小さな成果が常に評価される環境が多いと思います。

とはいっても、そういうのは若手のペーペーの職員なだけで、近年の大学職員は役職が上にあがればあがるほど、忙しくもなりますし、責任やノルマが増えてきます。例えば、事務職員のトップである事務局長になれば、入試も就職にも責任が及びます。

終わりに

大学職員が楽だと思われるイメージはノルマがなさそうというのも影響している気がします。しかし、既に書いたように決して評価されないという事ではありません。

大学職員は年功序列だから楽だではなく、大学によって人事制度は異なりますので、プレッシャーは大学それぞれ、しかも配属される部署それぞれです。

就職活動や転職活動では中々聞きにくい部分ではありますが、人事制度への質問として、聞いてみるといいと思います。