大学職員雑学

大学職員と投資~お金ではなく自己投資やキャリアの話~

大学職員と投資と検索すると、お金の話が表示されます。でもこの記事ではお金ではなく、大学職員の自己投資、つまりキャリアに関する投資について取り上げます。

大学職員は事務員なのに、自己投資なんか必要なの?パソコンのスキルがあればいいんじゃない?と思う人がいるかもしれません。でも、事務作業はアルバイトや派遣職員の方々がするよになってきています。

また「私は仕事が出来ます。何故ならITスキルで業務を効率化をしているからです」という主張をリアルでもインターネットでも現役大学職員がしているのも見聞きします。でも業務の効率化で仕事が出来ると認められるのは、入職して数年までですよ。30歳過ぎてそんな事を言っていたら、あまり付き合うべき大学職員ではないですね。

大学業界自体、18歳人口の減少や専門職大学の設置などで、今後ますます厳しい下り坂になっていきます。一定の年齢以下で先見の明がある人は自己投資をして、組織あるいは個人が生き残っていく算段をしています。

大学職員の自己投資

自己投資といっても、単に資格を取るだけではないですし、幅広い言葉ですよね。では大学職員はどんな自己投資をしているでしょうか。

読書

読書も自己投資の1つですよね。そして大学には、必ず図書館があります。大学職員も登録すれば図書館が自由に使えます。

1回あたりの貸出冊数は大学の図書館によりますが、5~10冊程度は借りられます。さらに職場内に図書館があるので昼休みや仕事終わりに行くこともできます。休憩時間にふらっといって、本を借りたり、雑誌が読めるのはありがたいです。

その図書館にある本で自己投資になるような本があるかどうかは、図書館がある学部やキャンパスによります。

例えば人文学系の学部しかない大学であればビジネス書といったものは少ないでしょうし、社会学や経営学系の学問分野があれば一般的な社会人が読むような本も多く入っています。

また専門書にこだわらず、新書や文庫本なども定期的に購入されているので、新書や文庫本を目当てに本を借りに行く大学職員もいますね。

資格を取る

大学職員になる時にどんな資格が必要なのかとも聞かれたりしますが、求人票に「~があると望ましい」としか書いていない限り、そんなに気にする必要がありません。

さて、大学職員になってから資格取得は必要なのでしょうか。大学によっては資格取得支援の制度があるようですが、私たちが働くいくつかの大学にはありませんし、あまり制度がある事をあまり聞いた事がありません。

ほぼ自腹で資格を取る大学職員もいますが、よく聞くのはキャリア支援センターや就職課に配属になって数年の実務経験を積んだのちにキャリアコンサルタントの資格を取るケースですね。また検定を取る人もいますが、例を挙げると「進路アドバイザー検定」とかあります。

さらに英語学習を頑張っている人もいますね。TOEICの点数アップを目指して猛勉強している人も見かけます。まあ規模がデカい大学であれば、国際系の部署に配属される例もなくはないですね。

大学に関する勉強をする

専門性を高めたりする為、大学内外で行われている勉強会に参加したり、大学院に行く人もいます。

勉強会は参加費が無料~千円程度と手軽に参加できるものや、数万円のものもありますが、無料から千円程度の勉強会でも充分に勉強できるものも多いです。

大学院に行く人はごく少数ですね。大学を専門とする大学院に行く人や、まったく関係ない分野に行く人もいるようです。

終わりに

大学職員だからといって、そもそも若手や中堅の大学職員が定年になるころには大学の規模が縮小されたり、大学自体がなくなっているケースも考えられます。

目の前の仕事や小銭稼ぎしか考えていない大学職員は、早期退職など定年まで働けないかもしれません。その為に、大学職員になる事がゴールではなく、そこから長い下り坂に抗って登っていく方法を見つける必要があるのです。