大学職員雑学

大学職員希望者は知っておきたい大学職員のハラスメントの事

同僚の企業から転職してきた大学職員が驚いていたのは、大学内で行われるハラスメントに関する研修が年に数回行われている事です。

ハラスメントはパワーハラスメント、セクシャルハラスメントやマタニティハラスメントなど、様々なハラスメントがあります。また大学ではアカデミックハラスメントもあります。

これらのテーマについて、年間で数回程度ハラスメント研修が行われています。(これは大学によりけりで、年1回のみ研修を実施する大学もあります)

大学でハラスメント研修を受講すると、パワーハラスメントに近い事をやっている教職員が真面目に受講していたりします。おそらくそういう人は「そんなのは自分には関係ない」と思っているのでしょう。だからこそ、そんなのは自分には関係ないと思わずに、ハラスメントについて考える必要があります。

今回は、大学職員とハラスメントについてコラムを書いてみます。

大学職員とハラスメントの被害

大学職員の退職理由として多いのはハラスメントではないかとも思っています。若手や同僚が休職や退職する時は、上司や周りからのパワハラで体調を崩し、精神的に参ってしまい休職や退職になるというケースが何件もありました。

また今はあまり聞きませんが、大学教員からの強い圧力や大学の組織旧態依然の組織やワンマン・一族経営の所は、絶対服従のパワハラに近いものがある場合もあると聞きます。

大規模大学であれば、他のキャンパスや部署に異動すれば逃げられたりしますが、小規模中規模大学だと異動しても同じ建物にいて、結局何も変わらないとかで休職や退職するしかない場合も少なくないです。

大学職員とハラスメント加害者

被害の事だけではなく、大学職員として加害者についても考える必要があります。特に学生と接する部署は細心の注意が必要だと思います。

ふとした言動や行動がハラスメントと相手が感じる事もあります。その為に、例えば大学として学生と個人的に飲みに行くのは禁止と大学職員に通達している大学もあるのです。(部活の顧問や大学の学生スタッフとの部署としての打ち上げは容認されているケースもあります)

例えば「大学職員だ。ウェーイ!学生と飲みにいくぞ」という事があるのではと、インターネット上を見ると思っていまう人がいるのではないかと思います。ただ疑わしく思われる行動は決してしない事が求められていますので、大学が禁止していなくとも学生と個人的に飲みに行く事は、私たちはあまり感心出来る行動ではないと考えています。

大学とハラスメント対策

大学はハラスメントの対策として、年に1~数回程度のハラスメント研修の実施、相談窓口の開設をしています。

厳しい大学は欠席すると、ハラスメントに関するレポート提出がある大学があるそうです。

相談窓口は、学生や教職員のハラスメントに関する最初の窓口で、その後該当する調査委員会が事案を引きうけ対応する事になります。

大学職員になって学生を支援したいという気持ちは大切です。でも、何気ない言動や行動がハラスメントになってしまう事は忘れてはいけません。私たちは、教職員だけではなく、学生へのハラスメントの加害者になりうる事は考えないといけません。