大学職員雑学

Fラン大学の大学職員として働くこと

Fラン大学とは偏差値がつかない大学分類から生まれた言葉です。最近はFラン大学というと関東であれば日東駒専より下のレベルの大学を指すという説もあります。

また「Fラン大学や大学生の実態」として、面白おかしく記事にしているライターもいますし、SNSのアカウントで「Fラン大学で働いている」職員という触れ込みの人が実態をつぶやいているSNSアカウントも見受けられます。

あの大学を小ばかにした記事は教育機関で働く者達にとって非常に気分が悪いです。またSNSで自分達の職場を貶めるのであれば、それを変える努力をするか、大学職員を辞めてしまったらどうかと感じます。自分達が働く組織や業界の実態と名を借りた悪口しか言えないのは、組織を辞めるべきです。

Fラン大学で働くという事

Fラン大学の大学職員というのはあまり好きな言葉ではありませんが、実際に偏差値があまり高くない大学で働いている人の話を聞いてみると、学生と密接に関わっていますが、やっている仕事はどの大学ともさほど変わりはありません。

Fランと呼ばれる大学は、学生の面倒をしっかり見て、きちんと知識や技能を身に付けさせ、社会へきちんと人を送り出そうという役割を認識しています。

そこでは教職員が一丸となって、学生を育てようという雰囲気だそうです。大学職員からすると、単に事務作業だけではなく、学生と関わる機会もあり、学生の規範となって学生の成長にも関われるのが魅力と言っておりました。

Fラン大学の学生の質は低いという記事を見かけますが、重要なのは教育を受けた学生=どのような人材を社会に送り出しているか、また社会人としてどうかです。

就職・転職は偏差値ではなく教育研究と財政に注意

大学職員になりたい時に何を軸で選びますか?大学の知名度や偏差値でしょうか?

私たちはそれらも考慮すべき点だと考えますが、基本はどのような教育を行っているか、財政状況は健全であるかどうかです。

特に財政は毎年度の簡単な財務分析をするべきです。Fラン大学と呼ばれていても、学校法人の規模が大きく健全な経営をしている大学もあります。一方、その地域で名が知られていても、財政が厳しい大学もあります。

大学の財務情報は、大学は情報公開していますよ。また教育については、大学ポートレートなどが参考になります。

大学職員の倫理

Fラン大学で働いているとして、自分の職場はFランだからと面白おかしく大学を揶揄する事は、職場を否定する行為にもなります。縁あって大学職員になったのであれば、自分が出来る最大限の努力を行い、魅力的な大学になるようするのが大学職員の仕事です。