大学職員雑学

転職した大学職員が感じるギャップと予想外の事

最近、大学職員の転職が活発であると感じるのは気のせいでしょうか?

私たちの職場にも、企業で数年働き大学職員になった人たちがいます。転職した人をあまり受け入れない大学や職場だと、転職された方は今までの会社とのギャップを感じる事がかなりあるようです。

今回は、転職された数人に聞いた話をまとめてみました。

大学の教員と職員の関係

自分たちが大学生の時は、教員は先生でした。

しかし働きだすと、教員と事務職員の関係は大学によって異なり、教員との距離の置き方や関係性の構築は、繊細で最初は戸惑い苦労しているようです

大学によっては、職員は教員の言う事に全て従うといった雰囲気の大学もあります。一方、大学事務職員が大学の運営をはじめ、様々な場面や部署に強い影響力を持つ大学もあります。

私たちの大学はどちらかというと前者寄りですね。だからこそ、転職して大学職員になった人は、同じ組織にいる人間なのに、教員に対しての接し方というのが社外の人や社長やお客様のようにするみたいで違和感がある場合があるとの事です。

仕事は1年間や半年のサイクルで、次々降ってくる

営業をやっていると、自分の仕事は自分で取ってこないといけません。

大学職員の仕事は一部部署を除き、1年間あるいは半年間といった期間でやるべき仕事が決まっています。年によって状況は異なりますし、昨年度とまったく同じ仕事ではありませんが、多少の差はあれど、割与えられた仕事を着実にこなしていくことが求められます。

根回しが凄い重要

個々の能力ではなく、組織としてどうするかが大学は求められます。

ある業務をするために根回しにいっても、人の実績や能力ではなく、人物が重視されることもあるでしょう。また企業でも同様かと思いますが、責任は取らないくせに肩書や順番に異常にこだわる人もいます。

人間関係の見極めや誰が偉いのかといった事の理解が不可欠です。

給料を当然と思っている。次年度は必ず昇給すると信じている

大学にもよりますが、ごく一部の大学の待遇はいいと思います。

他の大学は中規模企業と同水準かちょっと上ぐらいの大学は少なくないはずです。それでも少ないとか文句をいう人がいます。自分たちの仕事と給料の客観的な見方が出来ていないケースですね。

学閥がすごい

学閥といっても、東京大学や早稲田大学ではなく母校とその他です。特に母校出身者の結束力は凄いです。言い換えると異常です。

教員にも母校出身者はいますが、それより卒業年が早い職員のほうが影響力を持っています。特にN期性のNの数字が若いほど、影響力が強くなっていきます。

転職した大学職員のイメージ

実はあまり転職した人が少ない職場では、あまり転職された職員のイメージは良くない事があると聞きます。

例えば、本学ではあまりズバズバ意見を言う事は敬遠されがちです。それを知らずに転職してすぐの人がズバズバ意見を言うと、煙たがられ仕事の学内調整がしにくくなります。所謂、生意気と思われがちです。

またインターネットでは、大学職員転職者の情報発信が盛んで、本学の人事からは警鐘がなっています。自分の体験談ぐらいならともかく、内部情報をインターネット上に流しているのを見るとチェックしているそうです。

こういうのも大学職員の転職のイメージにつながっていますよね