大学職員雑学

大学職員の仕事は楽なのか?

大学職員は、「楽だとか」、「給料を考えるとコストパフォーマンスがいい」とか言われてますし、インターネットでは僅かな大学職員がそんな情報を発信されているようです。

一方、そんな事はないとか、そんなに給料をもらっていないといった意見もあります。
では本当に大学職員の仕事は楽なのでしょうか?

大学職員の仕事のイメージというと、カウンターで応対してくれる人といったイメージが強いと思います。しかし、大学も組織なので、実は色んな部署や仕事がたくさんあります。

例えば(大学職員の仕事ばかりではないですが)参考として「大学における専門的職員の活用の実態把握に関する調査研究」を見てみるとこんな仕事が記載されています。

①執行部補佐
②監査
③インスティテューショナル・リサーチ(IR)
④法務
⑤財務
⑥広報
⑦人事
⑧情報通信・IT
⑨施設管理
⑩入学者受入れ
⑪教育課程・編成
⑫ファカルティ・ディベロップメント
⑬学修支援
⑭研究支援
⑮研究技術
⑯知的財産
⑰国際
⑱地域連携
⑲図書
⑳就職・キャリア形成支援
他にも学生の健康管理、資産運用といったものもあり、その職にあった知見が求められます。

また仕事内容も、単純な作業ではなく、大学としての教育研究や文部科学省からの圧力や政策誘導とどう折り合いをつけるかも検討し調整しなければならなくなってきています。

では、何故その仕事を楽だと言う大学職員がいるのでしょうか?
例えばこんな理由が考えられます。
①(中途採用者の場合)企業と比較して楽に感じる。
②重要な仕事が任されていない=単純作業しかやらせてもらえない
③その人の能力が比較的に高い

④教員が強い大学で、判断などは全て教員に頼りきり。

特に②が理由として多いのかなと思っています。そもそも、このブログを書いている数人で話をしてみると仕事が楽だといっている人は、ヒラの職員の現場の歯車になっている職員が多いよねという意見が一致しました。

仕事が出来ないから仕事が振られず、単純作業しか任せてもらえないという状況が多いです。

寧ろ、そこの職場の上司とかを知っていると、上司や文部科学省対応や問題解決、さらには部下の尻拭いに終われ、凄い忙しそうです。

どこの会社にも、仕事が出来ない人材というのは一定以上いるかと思います。そんな人が仕事は楽だよねではなく、その人の部署全体を見てみないと何ともいえないです。
仕事が単純で楽だという人は、もしかすると仕事が出来ずに作業しか任せてもらえない労働者なのかもしれない可能性も持った上で意見を聞いたほうがいいと思います。

少なくとも、出世競争が激しい大学もありますし、ライフワークバランスという言葉が吹っ飛んでいる職員も沢山知っています。