仕事体験談

【大学職員の仕事】就職相談室やキャリア支援の仕事

大学の就職支援のお話を今回掲載します。

今回は就職支援の仕事と、就職のアドバイザーの体験談です。

大学の就職相談室の仕事

学生の就職活動を支援する仕事に就いていました。主な業務内容は、様々な業種の企業へ営業をして、ワークショップやインターンシップ、特別講座の開催を担当していました。

部署での担当は私ひとりでしたので、学生とのやり取り、大学側への報告、会計管理を全て管理していました。学生の人気業種であるホテル、ウェディング、CA関連の企業が多かったです。

ワークショップなどを通して実際の業務を経験したり、華やかにみえるホテルの裏側に入る経験をしたりすると、思っていた仕事と違う、憧れていたような業務ではない、といったことが分かり、実際に社会人になってからギャップを感じることなく事前に現実を知ることが出来たのは、学生にとって有意義だったのではないでしょうか。

繁忙期は、2月、3月、4月、7月など、これから就職活動が始まるとき、学生が夏休みの前などです。閑散期は8月、12月など実際に学生が休み期間に入っている間です。

仕事で大変だった事

仕事で大変だった事は、企業への営業です。ただでさえ忙しい企業の方に学生の就職活動のために時間と労力を使っていただかなければいけないので、断られる事が多かったからです。

また、有名大学や高偏差値の大学ではなかったため、大学の名前を出した途端に断られることもあり、その時は悔しかったと同時に実際に通っている学生の就職活動の大変さを慮りました。

一番の魅力は、自分とは違うジェネレーションの学生達と触れ合うことです。慣れない時には、「最近の学生は、」という考えをすぐに頭の中に出してしまったのですが、次第に打ち解けてくるにしたがって、こちらの考え方が凝り固まっていて歩み寄りが足りなかったのだな、という事に気づきました。

実は想像以上に本音を語らず、気を遣いすぎる学生が多いということも知りました。また、両親と学校関係者以外の大人と触れ合う機会のある学生とそうでない学生との間に、就職活動で成功出来るかどうかの違いが明確に表れるとも感じました。

出来るだけ学校でしか情報を得られない学生のために、情報を広げるための支援をしました。内定を貰った、と報告を受けたときは自分が内定を貰ったことのように嬉しかったです。

大学の就職課のアドバイザーの仕事

私は以前、大学の就職課で働いていました。私は主に就職活動をしている学生のアドバイザー的な仕事でした。

繁忙時は就職活動が活発になる8月下旬〜3月頃です。その他は閑散時にはなりますが、就職が決まらない学生も多くいますので、それほど暇ではありません。

学生によっては、具体的な会社名に的を絞っている学生や業種を絞っている学生、とりあえず地元に就職したい学生、どこに就職して良いかわからない学生など様々です。

具体的にどこの、どのような企業に勤めたいか絞っている学生には、面談で聞かれることやエントリーシートの書き方を、それぞれの企業や業種ごとに教えていきます。

学生も何度かエントリーシートを書くと、何を書けば企業の人事担当者の目に止まるかが分かってきますので、働きたい企業だけを受けるのではなく他の企業も練習だと思って複数受けることをお勧めしていました。

アドバイザーで苦労した点

苦労した点は、学生のモチベーションを保つことです。就職活動は何十もの会社を受けても内定がもらえるのはわずかです。なかなか内定が出ないと、学生も焦りだしモチベーションが下がります。

モチベーションが下がってい学生には、しばらく就職活動のことを考えずに好きなことをするように勧めていました。他のことをすることによって、自分の可能性に気づいたりすることもあるからです。実際にブレイクタイムをおいたことで、就職活動の方向性を変えて内定が出る学生も少なくはありません。

やりがいを感じることは、やはり学生が内定を貰って報告に来てくれる時ですね。行きたかった企業の内定をもらった学生は嬉しさと安堵の表情ですし、第1希望でない企業から内定がもらえた学生は、内定が貰えたことで自分の就職活動に自身が持て、あともう少し就職活動を頑張ろうと意気込みが見られます。

就職は学生の人生にとって、とても大きな分岐点です。その分、落ち込んだり悩んだりすることもたくさんのあります。その、人生の岐路を少しでも手助けし応援できる仕事に私はやりがいを感じていました。

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大学の学生支援課の就職に関する仕事

大学の学生支援課とは、大学生の授業以外の部分を全般的にサポートする仕事です。

具体的には、入学時のオリエンテーションなど行事の運営や学生の安全の確保、運動部、文化部などのサークルや部活動のサポートです。学生寮がある場合はそういった寮の運営や保健室などの支援もその中に入ります。たいていの大学には、学生支援に対して授業の面での仕事を請け負う教務課、教務入試課のような部署があります。

学生支援にはさまざまな仕事がありますが、その中で最近重要性を増しているのが就職へのサポートです。最近では、キャリアサポートセンターのように、就職だけでなく資格試験や公務員採用試験のサポート、インターンシップや職場体験など、1,2年次から将来の就職へ向けたサポートを行う大学も増えてきています。

就職支援の仕事としては、実際の就職活動のサポートが大きな仕事となります。実際に学生が持ってくる履歴書を添削したり、模擬面接を行って学生が就職試験に受かるように支援します。学生が就職した企業に挨拶をする企業訪問を行ったり、学内での企業説明会を開催したりします。最近では、就活生と呼ばれる3回生や4回生の支援だけではありません。

1,2回生を対象にした就職支援対策講座の運営や学生が会社にて就業体験をするインターンシップを運営したりします。最近では、周辺の大学と連携してインターンシップを行ったりする場合もあり、他大学との連携や交渉も、大学職員の仕事となります。

就職支援課、キャリアサポートセンターなどの名称は大学によって違いがありますし、就職自体を支援する部署が学生支援課の傘下にある場合もあれば、独立している場合もあります。また、教務入試課がどこまでを行い、学生支援課がどこまでを行うかも、大学によって違いがあります。就職支援以外にも、クラブやサークルの運営において学生がどのくらいまで自分達で行い、職員がどういった部分をサポートするかも大学によって違います。

大学職員として就職しようとするのであれば、どこの部署で何を行っているのかをあらかじめ調べておくことが大切です。特にどういった学生支援をしているかは大学の顔と言ってもいいくらい重要なことですのでしっかり調べておきましょう。