仕事体験談

【仕事体験談】大学の産学連携部署

大きい大学や理系大学にある部署で、今回は大学の産学連携に関する仕事の体験談です。

大学の産学連携本部のお仕事

部署の業務内容は、企業や官公庁と大学を結び、共同研究・特許共同出願などを推進するものでした。

私が主に担当していたのは、予算の執行・管理、教員のスケジュール管理、企業向けのイベントの企画・運営です。繁忙期は予算を締める3月末。この時期が一年で一番忙しいです。

営利企業の場合ですと、どれだけ利益を生むか、どれだけコストダウンできるかという辺りが重要になるかと思いますが、大学は研究を進めるにあたり、どれだけ多くの予算を獲得できるかというのが最重要ポイントになります。

獲得する収入としては、国からの予算や企業からの共同研究費・受託研究費など様々なものがあります。ですので、職員一人あたりで数百~数億円といった予算を何本も担当し、残額を見つつ予算執行を上手く行っていく必要がある点で、数字に強い方でないと負担を大きく感じる業務かと思います。

閑散期は年度が明けた4月、この頃が一番落ち着いています。年1回、企業向けのイベントを東京で開いており、複数の大学教員が研究内容を発表します。大学の研究のシーズと企業のニーズをマッチングする場として、運営する立場としてもわくわくするイベントでした。

同研究、特許共同出願、そしてその後にライセンス化されるのはほんのごく一部ではあるのですが、自分の携わった研究がそこまで発展していくのを見守るのはとてもやりがいのある仕事です。

またやはり大学ですので利益を追求する企業とは異なり、アカデミックな雰囲気の中で仕事することができるのも特長です。時には、アジア圏、ヨーロッパ圏、中東圏など様々な国から客員教授を招く業務を行ったこともありました。

いずれの方もそれぞれの国のトップクラスの大学教員をされている方で、そのような方と同じオフィスで働くことができたのはとても光栄でもありました。やはり何といってもこの業務は様々な企業の方、様々な国の方などあらゆる方との出会いが多くあることが魅力です。