仕事体験談

【大学職員の仕事】奨学金に関する仕事

奨学金は、大学によっては半分以上の学生が何らかの奨学金を利用しています。その業務もかなりあり、奨学金に関する業務は膨大です。

今回は知られざる奨学金担当者のお仕事を紹介します。

奨学金の事務担当者の仕事

経済的にかなり困難な状況であっても大学に通いたいという学生のために「日本学生支援機構」が取り扱う奨学金制度があります。私はこの奨学金の管理をしていました。

内容としては日本学生支援機構の審査が通った学生が月々いくらの奨学金の借り入れをしていくのかというデータの入力やその管理をしていました。他には在学生の奨学金利用に伴う書類の提出依頼をしたり、その管理をすることなども仕事としてあります。

さらに奨学金を利用して卒業していった卒業生たちの返済に関する管理などを行っていました。最近は奨学金の大学ごとの返済率もニュースになった事もありましたね。

基本的には「パソコンとにらめっこ」というのが主な仕事内容であり、私自身は直接奨学金利用者に電話やメールなどの連絡をすることはなく、日本学生支援機構とやりとりをしながら卒業生の返済状況を追いかけていきました。

忙しい時期は?

年間を通して1番忙しかったのはやはり年度あけの時期です。奨学金希望者が最も多い時期であり、社会人になって卒業生が返済をはじめる時期でもあるということから年度あけはひたすら入力作業や確認作業に追われていました。時には残業を余儀なくされることもあるほど忙しい状態でした。

私自身が個人的に思うこの仕事の大きなやりがいの部分というのはデータ上で奨学金の管理をしているので、「間接的ではあるものの学生たちと向き合えていた」ということです。学生たちの未来を応援したい気持ちでより濃密な大学生活を送ってもらいたいからこそ「奨学金」というもので応援できていると感じていました。

一方、このご時世、不景気が影響して給与面でも厳しい状況であることがわかっていても、問答無用で卒業生たちに返済の依頼をし続けなければならないことは逆に心苦しく思うこともあります。