仕事図鑑

大学職員のお仕事①教務

お仕事図鑑①「教務」

特性 :大学のメインとも言われるお仕事。規則に則り、学生には滅法強い。教員には、関係性にもよるが、何も言わずに従ったり、調整を図ろうとする。教室の施設設備も管理する場合があり、教室の管理者としての顔も持つ。
必殺技:「履修規程により認められません!」
装備 :「履修の手引き※1」」
※1 大学によって名称が違う。

教務とは、学生に配布される履修の手引きに載っている事項を扱うお仕事。
その範囲は、教育課程(カリキュラム)の編成から、4月に行う円滑な履修登録の実施、日々の授業運営(補助)、試験管理、成績管理、時間割作成、各種証明書の発行など非常に幅広い。

大学職員たるもの、教務を経験しないと、一人前の大学職員ではないと言われている所もあるとか。

4月の履修登録では、新入生へのオリエンテーションを担当し、新入生が間違いのないように履修相談にのったり、登録の補助をやる場合もある。
日々、授業が円滑に出来るように講師(控)室の管理も重要な仕事である。またマイクの故障やプロジェクターが映らないといったトラブルにも、すぐさまかけつけて対応しないといけないので、フットワークの軽さも必要である。

一方、試験管理は試験日程を組むには各学生の時間割や履修登録状況から検討したり、時間割は難易度が非常に高いパズルの為、頭の回転の速さも求められる。
また時間割作成は難易度が最高のパズルである。これは教務に関わる複数名の教職員がグループで対峙する数ヶ月に及ぶパズルゲームであり、完成したと思ったら、誰かの一言で振り出しに戻る事で有名(特に「自分はここしか授業に出られない」と言う専任教員がいると尚更パズルの難易度が増す)

大学教員とは、専任や非常勤の教員とも接点がある数少ない部署であり、色んな相談事も持ち込まれる場合もある。

閑散期と繁忙期は非常にはっきりと別れており、年度末2~3月や年度初めの4~5月、つまり3~4ヶ月が激務が続く。やってもやっても終わりが見えないデスマーチである。

学生に厳しい事を言うと、学生から名指しで大学の学生調査の自由記述にクレームを書かれることもある。また原則は規程やルールに基づいて学生と対応する為、学生から恨まれることが多い仕事である

カウンターにいる教務課のスタッフさんは、派遣職員やアルバイトが多い。また大学によっては、教務部長というボス(役職)は教員が務める事もある。

なお、俺たちがこの大学を支えていると自負する職員もいるとかいないとか。